日産の軽EV「サクラ」

 次世代自動車振興センター(堀洋一代表理事)は、電気自動車(EV)などの新車購入費用を補助する「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)」の2022年度分の予算残高が9月26日時点で約87億円になったと公表した。現在のペースで行くと、今月下旬には22年度分の受け付けが終了となる。

 今夏に日産自動車と三菱自動車が投入した軽自動車EVの販売好調などで予算の消化がハイペースで進んだことを受け、CEV補助金の申請を年末を待たずに打ち切る。早ければ今月20日以降にも予算切れを迎える。申請は事務局への書類の到着日に応じて先着順で受け付け、予算額に達した場合は、その前日分までで申請の受け付けを終了とする。