ホンダと出光興産は25日、共同で取り組む二輪ライダー育成プロジェクトが10周年を迎えたと発表した。モビリティリゾートもてぎ(栃木県茂木町)で23~25日に開催された二輪車ロードレース最高峰のモトGPの日本グランプリで記念式典を行った。ホンダの三部敏宏社長と出光の木藤俊一社長らが参加し、今後も選手の育成に注力していくとした。

 2社はこれまで、世界トップレベルで活躍するアジア人ライダーの育成を目的に育成プロジェクトを展開してきた。今回のモトGP日本グランプリでは、「IDEMITSU Honda Team Asia」の小椋藍選手がモト2クラスで優勝を果たした。

 モトGPの日本グランプリは、新型コロナウイルス感染拡大のため2020、21年と中止となり、今年は3年ぶりの開催となった。3日間の来場者の合計は5万7482人(19年は8万8597人)だった。

(2022/9/27修正)