日本ミシュランタイヤ(須藤元社長)は、ヤマト運輸とタイヤの在庫管理や物流事業で提携すると発表した。日本ミシュランの物流事業をヤマト運輸が一括して担うことで、コスト低減と二酸化炭素(CO2)排出量削減、出荷リードタイムの短縮を図る。

 日本ミシュランはタイヤなどの在庫を保管する倉庫を国内に約20拠点展開しているが、ヤマト運輸が物流機能を担うことで、これを5拠点に集約する。

 ヤマト運輸の倉庫管理システムを活用して使用期限が迫っているタイヤを優先的に出荷することで処分量を減らす。タイヤの配送状況はヤマト運輸の輸配送管理システムで把握するとともに、日本ミシュランのコールセンターと連携して顧客対応を迅速化する。倉庫間を配送するなどの業務を削減して、配送業務でのCO2排出量削減を図る。

 また、両社は日本ミシュランが手がける、タイヤに関するデータを取得できるRFID(無線認識)モジュールを、倉庫での荷受けやピッキング、出荷作業、棚卸などの省力化を図るのに活用していく。ヤマト運輸の輸配送管理システムと日本ミシュランのシステムを連携し、顧客が配送状況を確認できる仕組みの導入も検討する。

 両社による取り組みは9月中に一部で開始し、来年1月に本格的に開始する予定だ。