ホンダは22日、「N―WGN(エヌワゴン)」を一部改良し23日から発売すると発表した。安全運転支援システム「ホンダセンシング」に急アクセル加速抑制機能をホンダ車として初めて採用した。障害物がない状態で踏み間違いによる加速を抑制する機能で、交通事故の削減に結び付けていく。

 急アクセル加速抑制機能は、セットアップ費用としてスマートキー1本ごとに5500円必要となる。

 今回のマイナーチェンジでは、エヌワゴンカスタムはフロントにダーククロムメッキ仕上げのハニカムグリルなどを採用しスポーティーさや存在感を高めたデザインに刷新。ノーマルとの差別化を図った。

 マイナーチェンジに合わせ、Nシリーズ専用の新ブランド「Nスタイル+」として特別仕様車「スタイル+ビター」も発売した。クロームメッキのドアハンドルやリアライセンスガーニッシュ、グレーメタリック&ブラックのホイールキャップなどで、シックで落ち着いた雰囲気を表現。内装にはレザー調のプライムスムースとトリコット生地のコンビシートを採用した。

 価格は129万8千~188万2100円(消費税込み)。販売計画は月間4千台に設定した。