セリーボをEV向けにも展開していく(写真は炭素繊維強化プラスチックのセリーボを用いたクラッシュカン)

帝人は、熱可塑性炭素繊維強化プラスチック(CFRTP)「セリーボ」のガラス繊維タイプを開発した。電気自動車(EV)のバッテリーの下部を保護するボトムプロテクターなど向けでの採用を狙う。ガラス繊維強化プラスチックの軽量化と、電気絶縁性の特性を生かし、セリーボを市場拡大が見込まれるEV向けに展開していく。EVには重量のあるバッテリーを車両床下に搭載す…