日本の乗用車メーカー4社の8月の米国新車販売台数は、前年同月比16・5%減の31万6639台となり、13カ月連続で減少した。減少幅は7月の同29・3%から縮小したが、半導体不足など部品の供給問題に加え、鉄道網の混乱で新車輸送にも支障が生じており、1割以上の減少率が続いている。

 調査会社のマークラインズによると、8月の米国市場の新車販売台数は同4・2%増の114万9440台と、13カ月ぶりに増加した。ゼネラル・モーターズ(GM)が同39・4%増、フォード・モーターが同27・3%増と、米国自動車メーカーの販売が回復する中で、日本メーカーはスバルを除く3社が減少した。

 最も減少したのはホンダだった。ホンダは、7月まで半導体不足による生産制約の影響を受けて14カ月連続で北米の生産台数が減少。さらにコンテナ不足などを背景に西海岸で新車などを運ぶ鉄道輸送で貨物の受け入れを拒否する鉄道会社が増えており、8月の販売台数は同37・7%減と大幅に落ち込んだ。

 一方、スバルは同1・5%増の5万126台と、2カ月ぶりに増加した。生産制約の影響は残っているものの、前年の状況からは改善しており、「クロストレック(日本名=XV)」が同30・5%増と好調だった。