アサヒ企画(小野寺英二社長、さいたま市岩槻区)ではアルコール検知器「ASAシリーズ」を販売展開している。同社製品は日本の厳格な検査機関で評価試験を受けており、両機種において高いセンサ精度を証明している。

 合わせてアルコール検知器協議会(J-BAC)正会員として入会しており、品質に対する絶対的な自信がある。ユーザーにとって経済的な価格帯での提供を実現するとともに、様々なセンサ方式と価格帯の異なる製品をラインアップすることで、あらゆるユーザーの期待に応えている。

 半導体式「ASA268」は定価5000円(税別)。使用期限は検査1千回分または期間1年間に設定。半導体式と比べて耐久性に優れた燃料電池式「ASA2000」は定価3万2000円(同)。同検査2万回分または期間2年間に設定している。

 いずれの機種についても酒気帯び運転と判断されるアルコール量0.150㎎/以上の数値が出ると警告音で知らせる。合わせてメモリデータ50回分の保存機能を備える。

同社では保有車両台数が5~10台程度の小規模な企業、事業所における使い勝手の良さを〝最大の売り〟にしており、所有営業車台数・人員に応じて掛かるコストの違いを各方式別に紹介。月稼働日を22日、日当たり2回実施したと想定。営業車5台・5人の場合、半導体式がコスト安、同6台・6人の場合はわずかに半導体式がコスト安、同7台・7人の場合は燃料電池式がコスト安になるとしている。

 また、非接触型半導体アルコール検知器「ASA100」も近日中に販売する。携帯用アルコール検知器として簡易さが評判を呼んでいる。定価は2680円、使用期限は検査1千回分または期間1年間に設定している。