スズキは22日、インドの四輪生産子会社のスズキ・モーター・グジャラート(SMG)が20日に累計生産200万台を達成したと発表した。5年6カ月での達成はスズキの生産拠点では最速。200万台目は「バレーノ南アフリカ仕様」だった。

 SMGはインド市場向けだけでなく、中南米やアフリカなどへの輸出モデルも生産している。2025年に電気自動車(EV)、26年にはEV用車載電池の生産を開始する計画だ。

 スズキの鈴木俊宏社長は「創業以来のスズキのものづくりの根幹を表す『小・少・軽・短・美』をインドでも実践し、これからも環境に配慮した小型車をお客さまに提供する」と述べた。