日本自動車連盟(JAF、坂口正芳会長)は、8月6~16日までの盆期間における全国のロードサービス受付件数(速報値)を発表した。期間中は前年同期比0・5%増の7万5481台となり、343件増加した。このうち、一般道は同0・6%減の7万2379台で438件減少。一方、高速道路は同33・6%増の3102件となり、781件増加した。前年の盆時期とは異なり、今年は行動制限がなかったことで長距離を移動する車両が増え、高速道路でのロードサービスの受付件数が伸びたと見られる。

 一方、今夏は長雨などによる冠水被害も目立った。JAFでは「各地で発生した大雨や台風などの影響で冠水地域からの車両の引き出し、搬送の救援要請もあった」としている。