京セラは17日、積層セラミックコンデンサー(MLCC)の生産増強に向けて鹿児島国分工場(鹿児島県霧島市)内に新工場棟を建設すると発表した。先進運転支援システム(ADAS)や電動化技術の高度化、データセンターの増設などによるMLCCの需要増加に対応する。投資額は約150億円。

 新工場棟「第5―1―2工場」は、2024年5月に操業開始する。MLCCの生産能力の増強に加え技術開発力の強化、将来を見据えた生産スペースの確保を目的に新設を決めた。

 生産計画は初年度に約100億円、次年度以降は約200億円を見込む。新工場棟は鉄骨造りの6階建て。建築面積は7197平方㍍、延べ床面積が37600平方㍍。9月に既設研究棟を解体した跡地に23年2月から新工場棟の建設を開始する。