シェアリングサービスの利用イメージ

 ホンダとNTTドコモのグループ会社であるドコモ・バイクシェア(武岡雅則代表取締役、東京都港区)は、横浜市内で9月から3カ月にわたる電動アシスト自転車のシェアリングサービスの実証実験を始めると発表した。ホンダが昨年開発したモバイルバッテリーを電動アシスト自転車の補助電源として使うシステムを搭載し、今後の事業化に向けて検証する。一般モニターを300人募る。

 実証実験で使う電動アシスト自転車向けの「シェアサイクル用2電源システム」は、モバイルバッテリーと車両本体のバッテリーの2つから同時に電力供給することが可能で、充電切れなどの課題解消につなげることができる。シェアサイクル事業者が課題とする電池交換コストの削減にも寄与する。

 検証期間は9月12日~12月11日まで。同システムを搭載した自転車を300台用意する。応募期間は8月5~31日までを予定し、専用ウェブサイトを通じて応募でき、参加者は抽選で決まる。