東京海上ホールディングスは、2028年度の竣工を目指す新本店ビル(東京都千代田区)の概要を発表した。国産木材を用いた高さ100㍍のビルとなる。木材の使用量は世界最大規模となる見込み。木材利用の拡大で、建築時の二酸化炭素(CO2)排出量削減や林業の振興などにつなげる。

 新たなビルは地上20階、地下3階建てで、屋上庭園も開設する。24年12月の着工を予定しており、現在の本店ビルは今年10月から解体作業に入る。