日産自動車は8日、7月25日に発売した新型「エクストレイル」の受注台数が1万2213台(7日時点)に達したと発表した。歴代エクストレイルの中で、発売から約2週間で受注台数が1万台を超えるのは今回の4代目のモデルが初めて。eパワー搭載車の中でも2週間で1万台超の受注は最速となった。

 駆動別では、9割が電動駆動四輪制御技術「e―4ORCE(eフォース)」を搭載した四輪駆動(4WD)モデルだった。これから今秋発売する二輪駆動(2WD)モデルについて岡部龍太チーフマーケティングマネージャーは「現段階で2WDモデルの受注は1割を占める。若干は上がる可能性があると思うが、今後1割から2割弱程度で推移していくとみている」と話す。

 グレード別では、上位グレード「G」が61%、「X」が37%、「S」が2%だった。

 また、現在の注文してからの納期はおよそ12月末で、モデルによっては来年になるモデルもあるという。