市光工業の「ニアフィールドプロジェクション」。ヘッドランプではないものの、車両周辺の歩行者やバイク、自転車などに車の動きを伝えるプロジェクション技術としての開発も続けている。方向指示器とは別のユニットを装着する

これまで道を明るく照らしドライバーだけではなく、歩行者や自転車利用者などの安全確保に寄与してきたヘッドランプ。先進運転支援システム(ADAS)や自動運転技術が進展する中では従来にない役割も求められており、高度化する自動車に合わせてヘッドランプの進化は今後も続く。ヘッドランプが登場したのは1909年のこと。それから100年以上もかけて進化を続けてき…