日本ゼオンは、インターナルカーボンプライシング(ICP)制度の運用を始めたと発表した。二酸化炭素(CO2)排出量を同社の基準でコスト換算し、環境投資を判断する上で参考とする。社内炭素価格は1㌧当たり1万円に設定した。同社は2030年にCO2排出量を19年度比で半減する目標を掲げている。ICP制度を活用し、CO2排出量削減に寄与する設備投資の促進を…