高品位鉄鉱石

 日本製鉄は、鉄鉱石などの資源大手アングロ・アメリカンと高品位鉄鉱石の活用による二酸化炭素(CO2)排出量を削減するカーボンニュートラル製鉄の開発に向けて協力することで合意したと発表した。

 両社はアングロ・アメリカンの高品位鉄鉱石を活用して高炉でのCO2排出量削減に取り組む。また、環境負荷の低い直接還元プロセスによるアングロ・アメリカンの高品位鉄鉱石の使用について共同で研究していく。

 日本製鉄は現行の高炉・転炉プロセスでの低CO2化に取り組み、2030年にCO2排出量を13年比3割減、50年には電炉による高級鋼の量産技術の確立、高炉水素還元法の開発などでカーボンニュートラル達成する目標を掲げている。

 アングロ・アメリカンは40年までにサプライチェーン全体である「スコープ3」の炭素排出量50%削減することを目指している。