ダイハツ工業は、マレーシアで販売している7人乗り小型MPV「アルザ」を約13年ぶりに全面改良して同日発売したと発表した。「ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー(DNGA)」のBセグメント用プラットフォームを採用し、ゆとりある車内空間を実現するとともに、独自の無段変速機(CVT)「D―CVT」を組み合わせて燃費性能も高めた。
アルザは2009年に初代を発売したモデルで累計約40万台を販売してきた。2代目となる新型は、21年11月にインドネシアで発売した「セニア」と共通のBセグメント用プラットフォームを採用し、従来モデルに比べて1列目から3列目のシート間距離を50㍉㍍拡大した。このほか、内外装はスポーティーなデザインに仕上げ、安全装備では衝突回避支援システム「スマートアシスト」を採用した。生産はPMSB(プロドゥア・マニュファクチャリング)で行う。
価格は6万2500~7万5500リンギ(約190万~230万円)。