2022年上期(1~6月)の車名別新車販売台数は、ホンダ「N―BOX(エヌボックス)」が前年同期比6・0%減の10万3948台で、20年上期以来、4半期ぶりに首位となった。前期まで3期連続でトップだったトヨタ自動車「ヤリス」は同31・5%減の8万1580台の2位に順位を落とした。3位のトヨタ「カローラ」は同31・8%増の7万988台で、前月の8位から順位を伸ばした。上位10車種中で10万台を超えたのはエヌボックスだけで、底堅い人気に支えられた。

 日本自動車販売協会連合会(自販連、金子直幹会長)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協、赤間俊一会長)は6日、車名別新車販売台数を発表した。

 エヌボックスは、22年1月から4月と6月で車名別トップを維持。5月は販売台数が減少してランキングを4位に落としたものの、唯一の10万台超えの実績を残した。ヤリスは、SUV「ヤリスクロス」が4万666台で全体の49・8%と、ほぼ半数を占めた。前年同期と比べて約3割増となったカローラはシリーズ全体の44・8%がSUV「カローラクロス」で、SUV人気を裏付けた。上位10車種のうち、1位のエヌボックスを除いて、2位から5位を登録車が占めた。

 登録車ランキングでは、トヨタ「ルーミー」が上期では初のトップ3に入った。また、前年同期よりもプラスだったのは、ランキング上位からカローラのほか、日産自動車「ノート」、ホンダ「フリード」、トヨタ「アクア」の4車種だった。

 軽自動車ランキングでは、エヌボックスが8年連続で1位だった。スズキ「ワゴンR」は「ワゴンRスマイル」の発売により、上位10車種中で唯一、前年同期実績を上回った。

(2022/7/7修正)