高性能シートを手掛けるブリッド(高瀬嶺生社長、愛知県東海市)が、スポーティーなチャイルドシート「カローレ」を発売した。チャイルドシートメーカーのリーマン(中林克司社長、愛知県愛西市)と共同開発したもの。自動車競技などでも使われるブリッド製シートと同様に、各部に同社のロゴをあしらった。レースやクルマのチューニングを楽しむファミリーなどの注目を集めそうだ。

 新製品は大人用と同様、安全性に配慮した設計となっている。3点式のシートベルトによって身体を適切に固定する。首や腰がすわっていない乳児でも自然な姿勢を保ちやすい独自のクッション形状「モアフラット構造」とした。頭部の側壁も硬さが異なる3層の「トリプルガードプロテクト」を採用し、衝撃から保護する。乳幼児兼用タイプで、新生児から、およそ4歳頃までを目安に使用できる。

 価格は5万600円(消費税込み)。