ブリヂストンは24日、国内市販用タイヤを9月に値上げすると発表した。値上げ幅は3~8%で、夏用と冬用のタイヤとチューブ、フラップが対象。今年に入って国内市販用タイヤを値上げするのは2度目となる。

 ロシアのウクライナ侵攻に伴う情勢不安を起因とした原油価格の高騰が進んでおり、タイヤの原材料価格などのコストが上昇している。生産性向上などに取り組んできたが、企業努力だけでは吸収が困難と判断し、再度の値上げに踏み切る。

 同社では4月にも最大10%の値上げを実施していた。