ディーゼルエンジンなどの触媒の耐久性を向上

東京大学は、自動車用排ガス触媒の耐久性を高める技術を開発した。触媒の主要材料である小細孔ゼオライトの新しい組成チューニング法で、特殊処理でゼオライトの細孔を拡大させながら物質を移動させたり、構造の崩壊を防ぐ機能を実現した。劣化試験では既存の触媒が能力を失う状況で安定した浄化性能を確保できた。この技術を生かして、窒素酸化物(NOx)の浄化性能の維持…