トヨタ紡織は23日、子会社で内装ファブリックを手がけるTBカワシマ(亀野宙一社長、滋賀県愛荘町)のタイの販売会社が不正アクセスを受けたと発表した。不正アクセスを受けた機器をネットワーク接続から遮断し、他拠点への影響がないことを確認したという。同社グループは通常通り稼働している。一方でタイの販売会社では一部ファイルが不正アクセスにより暗号化や削除された可能性があり、情報漏えいの可能性も含めて調査中だという。

 TBカワシマへのサイバー攻撃について、ハッカー集団「ロックビット」が犯行声明を出しているが、トヨタ紡織によると関連性は断定できないという。今後については「現地の捜査機関へ被害申告の準備を進めており、捜査機関やサイバーセキュリティーの専門機関と連携しながら対応する」としている。