テラモーターズ(上田晃裕社長、東京都千代田区)は14日、全国100カ所の自治体施設に電気自動車(EV)の充電インフラの無料提供を行うと発表した。先着で希望する自治体の施設に充電インフラを設置する。予約と充電料金の決済、管理はアプリで行うため、自治体が管理しやすく、ユーザーも容易に利用できるメリットがある。

 同社は、EV普及に向けて分譲マンション向けのEV充電インフラ「テラチャージ」事業を今年4月に開始した。現在、順調に導入が進んでいることから、分譲マンション以外への導入提案を開始することにした。全国の自治体では充電設備を導入したものの、老朽化などで設備を廃止、撤去する事例があり、こうした課題解決にもつながりそうだ。