部品メーカーが自動車事業で培った技術を生かし、新規事業に参入する動きが本格化している。参入分野は農畜産業や食品、医療関係など多岐にわたり、一見、自動車関連事業とは無関係な分野も目立つ。定時株主総会で定款の一部を変更し、事業目的に新規事業を追加するサプライヤーも相次ぐ。電気自動車(EV)シフトによってエンジンを中心とする関連事業の縮小が避けられない…