等身大アバターの接客イメージ

 東日本高速道路(NEXCO東日本)は、常磐自動車道守谷サービスエリア(下り線)で、アバターを活用した有人遠隔接客サービスの実証実験を14日から開始すると発表した。アニメ映画「竜とそばかすの姫」の制作に携わった映像制作会社デジタル・フロンティア(植木英則社長、東京都渋谷区)と共同で27日まで実施する。これまで対面で行っていた窓口業務を非接触で行うことで、新しい生活様式への対応を図るとともに、案内係のスタッフの新たな働き方を検討する。

 インフォメーションコーナーに、アバターを表示するデジタルサイネージを設置し、案内係などを担っているエリアコンシェルジュが自宅などから遠隔で接客対応を行う。

 今回の実証実験は、昨年9月に募集を開始したアクセラレータープログラム「ドラぷらイノベーションラボ」で採択された企業との取り組みとなる。