国土交通省と自動車事故対策機構(NASVA、中村晃一郎理事長)は25日、2021年度に行った自動車アセスメントで、スバルの「レガシィアウトバック」が、衝突安全性能と予防安全性能の総合評価で最高得点を獲得し「ファイブスター大賞」を受賞したと発表した。同社としては「レヴォーグ」に続く2年連続での受賞となった。

 同日、オンラインで表彰式を開催した。レガシィアウトバックの総合評価は185・02点(190点満点)。内訳は、衝突安全性能が95・07点(100点満点)、予防安全性能が81・95点(82点満点)、事故自動緊急通報装置が満点(8点満点)だった。

 国交省とNASVAが21年度に評価を行ったのは全13車種(乗用車10車種、軽自動車3車種)。そのうち、衝突安全性能と予防安全性能が最高ランクで、事故自動通報装置を搭載した「ファイブスター賞」を9車種が獲得した。その中でもレガシィアウトバックが最高得点を記録した。

 21年度にファイブスター賞を獲得した車種は次の通り。

 ホンダ「ヴェゼル」、三菱自動車「アウトランダーPHEV」、日産自動車「ノート/ノートオーラ」、日産「ルークス/ルークスハイウェイスター」、トヨタ自動車「カローラ/カローラツーリング」、トヨタ「アクア」、日産「キックス」、マツダ「CX―30」