鋼材販売価格の改善が続いている。鉄鋼大手3社の2021年度の鋼材平均価格は3社とも10万円を超え、前年度から比べると2~3万円を超える上昇となっている。鉄鉱石など原材料価格の高騰分を反映したもので、製品価値の転嫁も含めて価格改善が進んでいる。主原料のみならず副資材も高値圏で乱高下を繰り返しており、各社は「引き続き、価格改善活動を継続し、安定した収…