テインは、今年開幕するレース「トヨタガズーレーシング(TGR)GR86/BRZカップ」のプロフェッショナルクラスが指定する車高調整式サスペンション「モノレーシングSPEC(スペック)R」を発売した。プロのドライバーが監修し、レースを想定して開発を進めたもので高い走行性能を実現する。

 同レースは、今シーズンから日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会(NAPAC)の会員企業の製品を指定部品としている。これに適合する新製品はアルミ製のアッパーマウントに加え、フロントはキャンバー調整機構付き、リアにアルミ製のピロモールマウントを採用している。ダンパーはストロングチューブ正立式構造で、減衰力調整ダイヤルにアクセスしやすい設計とした。レース中の限られた走行時間枠の中でも、多くのセッティングを試すことができるという。

 価格は19万8千円(消費税込み)。