トヨタ自動車は27日、車両購入後にアップデートする「KINTO(キント)ファクトリー」のサービス対象にスポーツモデル「GR」シリーズを加えると発表した。第1弾の「GRヤリス モリゾウセレクション」を皮切りに順次対象車種を広げていく。

 GR車を対象とした「GRアップグレードセレクション」では、「エンジン」「四輪駆動配分」「ステアリング」を制御する3つのソフトウエアから構成する「パフォーマンス ソフトウエア1.0」を提供し、より安定感のある走行フィーリングを実現する。また、顧客の走行データを基に一人ひとりに合わせて設定を最適化する「パーソナライズ ソフトウエア1.0」も提供する。

 ソフトウエア代金は無料。パーソナライズのみ1回当たりの料金が1万5千円(消費税込み)とする。対象車種は今後「プリウスPHV GRスポーツ」や「GRヤリスRZ」、「GRヤリスRC」に広げていく。