HGLの本社

 日野自動車は、完成車や部品などの物流部門を事業化し、グループ会社に物流業務を集約すると発表した。グループ会社の日野ロジスパック(HLP)の事業も統合し、グループの物流業務を一本化する。現在、日野で行っている物流部門の業務を段階的に移行していく。物流体制の迅速化や効率化につなげていく。

 これまで物流業務では、日野が企画・管理を、HLPが運用・実作業を中心に2社がそれぞれの役割を担ってきた。一部重複もあり、物流の最適化を課題としていた。今後は、1日付でHLPから日野グローバルロジスティクス(HGL、山根良和社長、東京都青梅市)に社名変更したHGLへ物流業務を集約し、日野グループ全体の物流を一元管理し、効率化を図っていく。