2022年の春季労使交渉(春闘)が16日、自動車メーカーの一斉回答日を迎えた。一斉回答日を待たずして満額回答の意思を示したトヨタ自動車など大手3社のほか、三菱自動車やマツダなど3社が賃上げ、一時金ともに満額で回答した。業績が回復傾向にあることに加え、大手3社が早期に満額回答の方針を示したことも賃上げの追い風になったとみられる。ただ、大手が満額回答…