デンソーは3月13日、ドイツの拠点がランサムウェア(身代金ウイルス)によるサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。すでに現地の捜査当局に被害届を出しており、現時点で事業活動に影響は出ていないという。

不正アクセスを受けたのは、自動車部品の開発・設計・技術調査及び販売を行う「デンソー・オートモーティブ・ドイツ」で、現地時間の10日に不正アクセスがあったことを確認した。被害状況などについては現在調査中としている。

同社では、2021年12月にもメキシコの工場がランサムウェアによるサイバー攻撃を受けていた。