東京電力ホールディングスは、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)を充電する「多台数対応EV普通充電器」を販売開始したと発表した。グループ会社を通じて販売し、参考価格は1台当たり16万円に設定した。

 今回開発した製品は、複数台のEVを充電する際に各EVに供給する電流を制御することができ、合計の使用電力を抑制することができる。合計電力を計測する装置と充電器間の通信には無線を使うことで新たに通信線を敷設することなく設置でき、工事費用の負担軽減にもつなげた。