国土交通省は4日、トヨタ自動車「アルファード/ヴェルファイア」のルーフアンテナ無仕様で、車検証に記載されている高さと類別区分番号に誤りがあることが判明したと発表。該当車両は次回車検などの際、訂正した数値を記載した車検証を交付する。

 対象車両の型式は「3BA―AGH30W」「3BA―AGH35W」「6AA―AYH30W」で、台数は約270台。型式指定の申請の際、トヨタから同車両の高さを誤って申請していたことが原因という。車両の高さが本来よりも50㍉㍍または60㍉㍍高かった。

 国交省は、トヨタに対して申請する仕様の確認を徹底するよう指示した。また、自動車局審査・リコール課でも申請時の記載内容などについて確認を徹底することとした。