空研はエアツールの専門メーカーとして、小型、軽量、低振動、低騒音や省エネルギーの製品開発力を強く訴求する。ブースでは昨年2月に発売した充電式インパクトレンチ「KW-E160pro(プロ)」などを展示。同製品は重量バランスが良く、小型、軽量なのに加えて、全長はクラス最小の143㍉と持ち運びしやすい。ブラシレスモーターを採用したことで、モーターの長寿命化を達成したほか、打撃モードは3段階(強・中・弱)の調節が可能で、最大締付トルクは280Nmと小型としては大きなパワーを発揮する。また、電池の残容量が確認できる電池残容量表示付きで、防塵防水規格「IP56」にも対応し、暗所での作業負担を軽減するLEDライトなど様々な機能を備える。乗用車や小型トラックのホイールナットの脱着作業などが用途で、現場の整備士らにとっては必須の作業工具といえる。

 このほか、エアーインパクトレンチ「KW-1600proZ」は乗用車ホイールナットの脱着作業に最適で、小型で軽量にもかかわらず、最大締付トルク520Nmと高出力だ。デュアルアクションサンダーの「KDM-055」と「KDM-055S」は粘り強くパワフルで、バランスが良く抜群の安定性を持つなどフェザーエッジング作業や全塗装作業時の足付け作業に大いに役立つ。