ディクセル(音田栄作社長・大阪府摂津市)は、昨年4月に発売した軽自動車用ブレーキパッド「KPタイプ」、ディスクローター「KDタイプ」、そのセット品「KS」を展示する。

 同社は2003年6月に一般車およびチューニングカー、レーシングカー用のブレーキパーツの製造/販売を目的として設立。 「優れた(Excellent)」と「減速力(Deceleration)」をモチーフに名づけられた "DIXCEL" ブランドで、ブレーキパーツ専門メーカーとして企画・開発から製造・販売まで行っている。

 今回出展する軽自動車用ブレーキパッドとディスクローターのセット「KS」は、9400円~1万1000円(税別)と純正のパッド&ディスクで組み合わせた場合の約半分の価格で購入できる。ネットで価格が調べられる昨今、ユーザーが見積内の”優良部品”の価格を「高い」と感じ不信感を抱いた瞬間に他の修理工場に流れてしまう恐れがある。それを防ぐ意味でもディクセルでは定価を公開し価格を”透明化”している。整備工場にも「ユーザーを第一に考える」ことで顧客満足の向上と新規顧客の獲得につなげて欲しいと考えている。

  また、業者専用の注文サイト「ディクセルオンラインストア」では、適合の確認、定価や仕切り、在庫が確認できてそのまま注文できるシステムも構築。さらに整備工場との直接の取引も行っており、在庫を抱えて即座に対応していただける部品商も今回のIAAEにて募りたい。