福井医療大学大学院保健医療学研究科

後期高齢者は、免許更新時に認知機能検査をパスしているにも関わらず、なぜ重大事故の発生率が高いのか。特に、ブレーキペダルの踏み間違い事故は、75歳以上で明らかに発生率が増加し、悲惨な結果を招くことから世間の注目を集める。近年、踏み間違いには認知機能よりも「運動機能」の要素が深く関わる可能性が示唆されている。しかしながら、単なる筋力低下や柔軟性の低下…