EVを含めた脱炭素化への取り組みで国家成長を狙う(写真はタイと日本などで展開するFOMMの小型EV)

東南アジア諸国連合での所得水準では先頭集団の一角を占めるタイ。国内産業の価値をさらに高めて高所得国の仲間入りを目指すものの、足元では成長が鈍化し高所得水準には届かない「中進国の罠」にはまっている。タイ政府は昨年、アフターコロナをにらみ脱炭素化の目標値を発表した。カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを持続的な成長につなげられるか。タイでは、電…