シーテック2022のHP

 電子情報技術産業協会(JEITA、綱川智会長)は15日、10月に開催するITとIoT(モノのインターネット)の見本市「シーテック2022」の開催概要を発表した。3年ぶりのリアル開催を予定しており、会期は10月18~21日の4日間、感染症対策に万全を期して幕張メッセ(千葉市美浜区)で実施する。10月上~下旬にかけてはオンラインでも開催する計画だ。

 シーテックは、00年に「エレクトロニクスショー」と「COM JAPAN」の2つの展示会を統合してスタートした「シーテックジャパン」を前身とする。家電見本市として発展してきたが16年に開催方針を転換。ソサエティ5・0の実現を目指す総合展示会へと生まれ変わった。

 22年はソサエティ5・0と共創に注力する。新たな共創の場として「パートナーズパーク」エリアを新設する。デジタル田園都市をテーマに、業種や業界を超えて新事業を生み出そうとする企業や団体が一堂に会し、新しいパートナーシップやアライアンスといった取り組みをアピールできるようにする。

 同パークでは「トータルソリューション」「キーテクノロジー」「スマート×インダストリー」「スタートアップ&ユニバーシティ」の4つのテーマを設ける。

 オンラインでも開催する。20、21年のオンライン開催で構築したシーテック独自のオンラインプラットフォームを活用し、リアル会場での出展社はオンライン会場でも参加できるようにする。

 出展申し込みは今月22日から受け付けを始める。優先申し込み期限は4月28日まで。