トヨタ自動車系中堅部品メーカー6社の2021年4~12月期連結業績は、全社が増収増益となった。コロナ禍からの回復を示す一方、フタバ産業と愛三工業、大豊工業の3社が通期見通しを引き下げた。主取引先であるトヨタの挽回生産が思うように進まないためだ。愛三工業の加藤茂和取締役は「稼働状況が日々、刻々と変わっている。客先も長くは見通せない状況のようだ」と語…