日本鉄鋼連盟(橋本英二会長)がまとめた2021年の粗鋼生産量は前年比15・8%増の9633万3千㌧だった。前年実績を上回るのは7年ぶり。20年は新型コロナウイルスの感染拡大で高炉を一時休止していたが、21年は自動車など製造業での需要回復が寄与した。炉別では転炉鋼が同16・0%増の7194万5千㌧、電炉鋼が同15・4%増の2438万8千㌧だった。転…