いすゞ自動車は20日、米エンジンメーカーのカミンズと北米向け中型電動トラックのプロトタイプの製作とモニターの実施で合意したと発表した。両社は、いすゞの北米向け中型商用車「Fシリーズ」にカミンズ製電動システム「パワードライブ6000」を搭載し、4~6月に大手フリート客に向けたモニターを開始する予定。モニター終了後、いすゞはカミンズのパワードライブを搭載した中型電動トラックの事業化について検討する。

 今回の取り組みは2019年に締結したパワートレイン事業に関する包括的なパートナーシップ契約に基づくもの。両社はお互いの強みを生かし、カーボンニュートラルにつながる次世代パワーソースの技術革新に取り組む。