電動化や自動運転でもスバルらしさを発揮できるか

世界販売が年間100万台規模ながら、少ない車種展開や特徴的な独自技術で築いたブランド力によって高い収益力を持つスバル。水平対向エンジンによる高い走行性能で「スバリスト」と呼ばれるファンを増やしてきた。しかし、カーボンニュートラル社会に向けた電気自動車(EV)シフトは、これまでの強みを生かしにくくなる。米国事業に収益の多くを依存する経営基盤も長年の…