横浜ゴムは、国内市販用タイヤの出荷価格を値上げすると発表した。石油化学系原材料などの価格高騰が続き、自社のコスト削減努力だけでは吸収できないことから値上げに踏み切る。夏用タイヤは4月に、冬用タイヤは7月に最大で9%値上げする。

 トーヨータイヤは今月から最大で10%、住友ゴムも3月から順次10%程度の値上げを決めており、国内タイヤメーカー3社が相次いで価格改定を余儀なくされている。