日常生活でクルマ利用が多い地方都市では、朝夕の通勤時間帯に渋滞が多く発生している。渋滞緩和につながる取り組みとして考えられるものの1つに相乗り通勤の普及がある。筑波大学大学院生の橋上英宜さんは国内では数少ない相乗り通勤の研究者だ。2021年11月には三井住友海上火災保険や地元企業とともに広島県で相乗り通勤の実証実験を行った。今後はさらに実験を重ね…