新たなフレキシブルラインを導入した防府第2工場。ラージ商品群のSUVの生産が本格化する

低燃費や走行性能を向上する「スカイアクティブ技術」を搭載し、2012年に市場投入した「CX―5」を皮切りに展開した新世代商品群やブランド戦略によって息を吹き返したマツダ。「内燃機関を極める」ことに注力してきたこともあって世界的な環境規制の強化や脱炭素社会に向けた動きが逆風となり、業績も伸び悩んでいる。国・地域ごとの電源構成や燃料、需要などからライ…