コロナ禍に伴う自動車関連事業者の苦境がまた一つ明らかになった。東京商工リサーチ(TSR)の調べによると、2021年の「貸し切りバス業」の倒産件数(負債1千万円以上)が14件となり、バブル経済崩壊後の1992年以降の30年間で最多を記録した。14件すべてが「コロナ関連倒産」で、長引くコロナ禍でインバウンド需要が消失、国内旅行が激減したことが貸し切り…