EVシフトの波は日本の自動車産業をどのように変えるのだろうか

2021年の国内新車販売市場は、好調な受注活動とは裏腹に減産による長納期化に悩まされた1年だった。半導体不足に端を発した自動車メーカーの生産調整は、コロナ禍による海外生産部品の調達難も加わり深刻化。2年連続で500万台を下回る販売台数となる見通しだ。メーカー各社は年度末に向けた挽回生産を準備しているものの、物流ひっ迫など新たな問題も発生。新車ディ…