日本特種ボディー(蜂谷愼吾代表取締役、埼玉県越谷市)は22日、オフロード系キャンピングカーの新型「エクスペディションイーグル」を発表し、予約受付を開始した。災害復興支援団体の日本笑顔プロジェクト(林映寿代表理事)と共同開発したもので、床下収納など収納性を高めて多くの物資を積載できるなど災害時利用も想定した仕様に仕上げた。購買層はアウトドア志向が強いユーザーや、地方自治体、災害支援事業者などを想定し、年間で約100台の販売を見込む。

 ベース車は、いすゞ自動車のキャンピングカー専用シャシー「新Be―cam(ビーカム)」採用のハイキャブ2・0㌧。ソーラーパネルの最大能力は600㍗(300㍗モジュール×2台)。バッテリーの種類と容量は鉛105㌂時×2台~リチウム10㌔㍗を備える。

 乗降口に電動ステップを 設けて乗降しやすくし、土足でも上がれるようエントランスの床面は清掃が容易な素材を採用した。電動収納式のベッドも用意し、就寝人数4人を確保した。乗車定員は7人。

 価格は、2WDモデルが984万5千円、4WDモデルが1039万5千円(消費税込み)。