国内タイヤメーカー4社の2021年12月期業績見通しが、原材料価格や海上運賃の高騰により圧迫されている。21年1~9月期では各社とも補修用タイヤを中心に販売を伸ばしており「モノは売れている状態」(トーヨータイヤ)だが、外的要因による影響を織り込み、住友ゴム工業は前回公表値から下方修正、ブリヂストンとトーヨータイヤは据え置きとした。一方、横浜ゴムは…